これから資産運用を始めるなら、絶対に知っておきたい投資とトレードの本質

(※この記事は、マネーカレッジ.COMの2016.07.25分の記事です。他の記事を読みたい方は(http://okane-college.com)からご覧ください)

こんにちは、システムトレードのスクールを運営している渡辺です!

これから、資産運用を始めるのにわくわくしていますか?

それとも、うまくいくのかなって不安ですか??

とにかく、始めは勉強あるのみ!知っておきたい知識をどんどん紹介していきます。

この記事では、投資とトレードの違いについて紹介したいと思います。

 投資とトレードは実はまったく違うもの

投資とトレードは実はまったく違うもの

多くの本では、投資とトレードを全く同じもので扱っていたり、

「株やってたら投資でしょ」って思っている方もいると思います。

まず、なぜこの違いを知っておかなければいけないのか理由から説明します。

勉強する内容が変わってくる

実は、投資とトレードのどちらかを行うのかによって、勉強する内容が変わってきます。また、トレードをしようと思っている人が投資の勉強をしている。なんて場合も多々あります。

1年間勉強したのに、全く身になっていないって悲劇に合わないようにしたいですね。

自分にどちらが向いているのかを知ることが出来る

よく相談を受けるのですが、多くの場合、自分のライフスタイルに合わない方法を行っている方が多いです。

例えば、日中は仕事をしているので、株価を確認できないのに、株価を確認しないと出来ない方法を取っていることがあります。

自分の合うのはどっちなのかまずは、判断したいですね。

では、早速投資から説明していきたいと思います。

投資ってそもそも何?

まずは、投資の定義について、お伝えしたいと思います。

「投資とは、将来と現在の価値の差に注目してお金を投じること」です。

 

つまり、投資において大事なのは、価値を分析する事です。

投資で成功をおさめようと思った場合、価値をどれだけ正確に分析できるのかどうかにかかっています。

投資の具体例

ある会社の株価をみてもらおうと思います。

②

kabuステーションより引用

こちらは、CYBERDYNEというロボット系の会社の株価になります。

この会社は、毎年損失を出していますが、株価は上昇しています。このように、現在の価値に比べて将来の価値が高くなるだろうと考える人が多い場合、このように、株価は上昇していきます。

つまり、現在の価値が将来の価値に比べて、低いと判断した場合は、投資を行っていくことになります。

投資を行う上で勉強すること

ファンダメンタルズ分析と言われいる企業の価値を算出するために、使われる分析方法があります。

PERやROEなど。

このほかにも、マクロ経済を勉強する必要もあります。

長期保有を行う

投資の場合、価値に注目しているため、すぐに価値が株価に反映されることはありません。つまり、数年から数10年は保有するのを前提で買うことになります。

つまり、日々値動きを見て、売買を行う必要がないのが投資の特徴になります。

年間利回りは5%~20%ほど

投資の場合、年間利回りにならすと良くても20%です。銀行金利に比べるとかなり高いです。

分散投資が前提のため、まとまった自己資金が必要

投資の場合、1社に全額投資を行うようなやり方は行いません。数社に分散してお金をかけることになります。

数百万円は必要になってきます。

次はトレードの説明をしたいと思います。

そもそもトレードって何?

続いて、トレードの定義から説明していきます。

「トレードとは、人の心理に対して、お金を投じること」です。

人の心理とは、買いたい人、売りたい人の心理ということです。

つまり、トレードでは、買いたい人が増えるタイミング、売りたい人が増えるタイミングを分析することが大切になります。

トレードで成功するためには、このタイミングを知る事が大切です。

トレードの具体例

下の図を見てください。こちらは、先ほどの株価を少しアレンジしたものになります。

 

③

株価は、このように波を打ちながら、上昇していきます。一方的に上昇し続けることはありません。

その理由が、人の心理です。

先ほどの図に、人の心理を追加してみました。

 

100

 

こんな声が聞こえましたか?

 

このように、株価が下がるのは、売りたい人が増えるから。株価が上がるのは、買いたい人が増えるから。

原理はすごく単純です。

トレードでは、下のように、短期間で数回の売買を行います。

 

101

 

短期保有がメイン

トレードでは、保有時間が数分から数週間と、投資に比べて少ないのが特徴です。そのため、投資に比べると日々売買に時間をかける必要があります。

しかし、運用の仕方によっては、一日数分で取引を行う方法があります。

それがシステムトレードです。

年間回り60%~300%

トレードの特徴は、利回りが大きくなることです。

投資では、大きく1回取引を行うのに対して、トレードでは、何度も取引を行うため、利回りが大きくなります。

1つの銘柄で行うことも可能

トレードでは、1つの銘柄で何度も取引を行うことも可能です。そのため、投資に比べると資金は少なくても大丈夫です。

なぜ私はトレードを選択しているのか?

ここからは、なぜ私が投資ではなく、トレードを行っているのかを説明してきたいと思います。

投資資金があまりなかったが時間はあった

トレードに比べて投資は、利回りが小さい傾向にあります。そのため、自己資金が少ないうちは、利益額で考えた時に、少ないため、資産を増やしていく段階では、トレードが良いと判断しました。

また、時間はあったため、時間を使ってでも大きなリターンを狙いたいという思いがありました。

今から資産を増やしていきたい人は、トレードをお勧めします。

まとめ

トレードと投資の違いを下の表にまとめました。

  投資 トレード
分析方法 ファンダメンタル分析 テクニカル分析
保有期間 数年から数10年 数分から数週間
年間利回り ~20% 60%~
メリット 分析するまでが大変だが、1度選んだら、放置できる 運用利回りが大きく、資産が早く増える
デメリット まとまった資金が必要 日々取引に時間をかける必要がある


僕はトレードの専門家なので、投資の話は別のブログを参考にしてくださいね。

(※この記事は、マネーカレッジ.COMの2016.07.25分の記事です。他の記事を読みたい方は(http://okane-college.com)からご覧ください)